こんにちは、mizuhoです。
りんごのおいしい季節がやってきましたね。
スーパーや八百屋でりんごが売られているとき
「りんご」と書かれていることもありますが
多くは【品種】で書かれているのでは?
よく見かける品種は「ふじ」「サンつがる」「シナノゴールド」や「ジョナゴールド」あたりでしょうか。
によりますと、
「りんご」で検索するとその品種の数なんと300件超。
実際に市場に出ている品種となるともっと少なくはなりますが
とにかくいろんな種類のあることで知られているりんご。
一体どれがおいしいのか、迷いますよね。
そこで私が食べた個人的ナンバーワンりんごをご紹介。
個人的ナンバーワンはずばり【トキ】
りんごというと赤いもののほうがメジャーに思われますが
私が好きなのは黄色~黄緑色をした【トキ】。
2004年に登録された比較的歴史の浅いりんごである【トキ】。
なぜそんな最近のりんごなのかというと
【王林】(1952年に命名)と【ふじ】(1962年に登録)というりんごを親に持つ子供だからなんです。
王林もふじもどちらもとても甘いりんごで
特に王林は皮の上からでもその甘い香りが楽しめる品種。
さらにふじの優しい酸味もうけつぎ、
まさに親のイイトコドリをしたおいしい子、それがトキなわけです!
9月から10月頭の出始めのころは緑がかったものが多いですが
晩秋にかけて完熟となり市場にも黄色い「トキ」が増えてきます。
出始めにはまだ酸味が強いものがありますが、徐々に完熟され甘い実も多くなるのも季節を感じられますよー♪
ちなみに「王林」は「ゴールデンデリシャス」と「印度」
「ふじ」は「国光」と「デリシャス」の子供だそうです。
トキの祖父母にあたるこれらのりんごは今ではあまり市販されていませんが
親である「ふじ」&「王林」はスーパーや八百屋でも手に入るメジャーなりんご。
食べ比べてみるのも楽しそうですね。
貴重な幻のりんご!見つけたらぜひ食べてほしいのは【ぐんま名月】
それからもうひとつ。
手に入りにくい、という点でNo.1の座は「トキ」に譲りましたが
味が一番おいしいのは【ぐんま名月】。
勝手にあんふぁんメイト群馬大使を名乗りたい私、
群馬出身のこのりんごは猛烈に推したい品種でもあります。
見た目はトキに似て黄緑にほんのり赤みがあり、
香りはトキなみに良く、味は甘くて瑞々しくて果汁たっぷり。
果肉はシャキシャキして本当においしいんです。
が、出回る時期がとっても短く!10月中旬から下旬にかけてしか出回らないため
なかなか手に入りません!まさに幻のりんご!
見つけたらぜひぜひぜひ食べてみてください。本当においしいですよー!!
青森産など、群馬で作られていない「ぐんま名月」は「名月」や「めいげつ」という名前で売られていることもあるようです。
ちなみに親は「あかぎ」と「ふじ」。
「あかぎ」は言わずもがな群馬の名山、赤城山から命名されていまして
「あかぎ」の親は「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」。
ゴールデンデリシャス…、そうなんです!
実は、「トキ」の親(王林)の親もゴールデンデリシャス。
「ぐんま名月」の親(あかぎ)の親も同じゴールデンデリシャスなので
「トキ」と「ぐんま名月」は、ハトコにあたるわけなんですね。
見た目もよく似たトキとぐんま名月。
食べ比べてみるのも楽しみ!
自分が好きな系統のりんごを見つけたら、
その親戚や子供・孫を食べてみると
おいしさや香りのよいとこどりをしていることがあるので
好きな味に出会ったときにはルーツを深堀してみるのも楽しいと思います。
のサイトでは、現在出回っている主なりんごと、その親(何と何の交配なのか)が記載されているので
好きなりんごの親が同じだった!とか親戚だった!なんていう新しい発見があるカモ?!
それではみなさま
最後までお読みいただきありがとうございました。
Have a nice day!
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