ゴールデンウィークを利用して四国へ旅行してきました。
まさにアンパンマン列車に乗りに行く旅。
ずっと前からアンパンマン列車に乗りたいといっていた娘(4才)の希望がようやく叶います。
我が家では旅行の予約はすべて私の担当。
Webで地図や路線図、時刻表を見るのが大好きなんですよ~。
一日見ていても飽きないですね(^_^;)
以前は一人でローカル線に乗りに行くこともあったほどで、旅の行程を考えるのがめっちゃ楽しいです。
ただ、アンパンマン列車に関してはなかなか行程を考えるのが難しいというのが本音。
運行本数が限られているうえに、あまり乗らないような時間帯に走っていますからね。。
切符の手配について、本当にすごく頭を使った数日間の動きをこの記事に凝縮しました。
かなり長いのですが、大事な情報はここを見ればわかるよう、ひとつの記事にしています。

なぜあえてゴールデンウィークに乗りに行くの?

連休はアンパンマン列車の競争率が高そうですよね。
ではなぜ連休にしたのか。
四国まで行くので2泊3日でのんびりしたいというのもありますが、もうひとつ理由があります。
公式ホームページの各列車「うんてんび・うんてんじこく」にもあるように、アンパンマン列車って定期的にメンテナンスしているんです。
メンテナンス期間中はアンパンマン列車ではなく通常の車両での運行となります。
でも連休は利用者が多いため、メンテナンスは避けてくれるよう。
確実に切符が取れる平日に乗るのもありですが、メンテナンス日のチェックは欠かせません。
それが面倒だったので、競争率は高いけどほぼ確実にアンパンマン列車が運行される連休に乗ることにしました。

旅行会社か個人手配か

旅行会社のよいところは、宿泊や列車の手配を旅行会社がしてくれるので楽な点。
子どもへのプレゼントなど特典がある点。
不便なところは、ある程度行程が決まっていて、宿泊場所や施設を決められた候補から選ばなければならない点。
例えば目的地を香川県とするなら琴平温泉のお宿から選ばないといけない場合が多いです。
温泉旅館は子ども料金がかかるので、宿泊料金がかさみます。
温泉が目的でなければ、特急が止まる駅で1~2駅戻るか進むかすれば手頃なホテルがあります。
そういう融通が利くのが個人手配のいいところだと思います。
もうひとつ、今回の旅行はゴールデンウィーク。
旅行会社の場合、4月と10月に新しいパンフレットに切り替わるので、4月以降のパンフレットは2~3月にならないと手に入らないのです。
人気の宿泊施設はその時点で予約がいっぱいの可能性があったので、それも個人手配に決めたポイントです。
ちなみにお宿は1月中には押さえました。

今回乗車するアンパンマン列車は?

アンパンマン列車は5種類あるのですが、概要と走っている路線は公式ホームページをご覧ください。
車内にプレイルームがある列車から、外側にラッピングがしてあるだけのシンプルな列車まで色々です。
家族と一緒にホームページを見ながら、どれに乗りたいかワイワイ話すのは楽しいですよ♪
5種類の中から家族の意見と現実的な行程を加味して、今回は3種類のアンパンマン列車に乗ることにしました。
・瀬戸大橋アンパンマントロッコ
・土讃線アンパンマン列車(南風)
・ゆうゆうアンパンマンカー

ここからそれぞれの列車ごとに予約の実体験を書いていきますね★
※私自身初めてのアンパンマン列車の予約なので、本当はもっと便利な方法があったり、私が書いている内容がイレギュラーな出来事だったりするかもしれないです。その点はご容赦ください。

e5489サービス(web予約)について

今回、予約に使ったのは主にe5489サービスです。
個人で手配する方法はe5489サービスと駅のみどりの窓口があります。
電話予約サービスはなくなってしまいましたのでご注意ください(便利だったのに~)。
JRの切符は乗車日1ヶ月前の朝10時から取ることができますが、e5489サービスではさらに1週間前の朝5時30分から事前予約が可能です。
事前予約で申し込んだ切符は1ヶ月前の朝10時のタイミングで自動で取れたor取れていないの結果がわかります。
発売時間に駅の窓口やパソコンの前で待機する必要がないので便利です。
ただひとつ、いくら調べてもわからなかったのが、事前予約を早く行った人から順に切符が取れる、つまり先着順なのかどうか。
もしそうなら、事前予約の受付が始まったらすぐに申し込んだ方がいいし、そうでないなら事前予約の期間中いつ申し込んでも取れる確率は変わらないことになります。
先着順の可能性を考慮して、念のため事前予約はどれも受付開始日の朝8時くらいまでには行いました。
そこを過ぎると旅行会社の業務時間になり、一斉に事前予約を行うかなと思ったので。
ただ、後に出てきますが結局取れなかった切符もあるので、先着順なのか真相はわかりません。

瀬戸大橋アンパンマントロッコ(48席)

瀬戸大橋アンパンマントロッコはすべて指定席なので、指定が取れなければ乗ることができません。
そしてなんとアンパンマントロッコは新幹線や特急ではないので、e5489サービスで予約できないのです(いきなり!)。
知らずに事前予約をしようとして画面に出てこないので、コールセンターに聞いてみて判明しました。
つまり個人手配なら駅に行くしかないんです。
運よく乗車の1ヶ月前の10時に動けたので駅へ。
私が行った駅はみどりの窓口がなく、みどりの券売機プラスが設置された駅でした。
みどりの券売機プラスは券売機の横に受話器がついていて、オペレーターさんに相談することも可能◎
まぁみどりの窓口もみどりの券売機プラスも同じことだろうと思っていたのですが…!
一人で画面操作して購入しようとしたところ、なんと10時になっても画面にアンパンマントロッコが出てこないんです。
慌ててオペレーターさんに電話で助けを求めました。
するとアンパンマントロッコは画面には出てこないとのこと!
オペレーターさんが手配してくださりひと安心。
Webでも予約できず、みどりの券売機の画面上にも出てこないなんて、なんて手間のかかる電車なのだ。。
受話器のついていないみどりの券売機だったら、改めて窓口のある駅に出向かないといけなかったかもしれません。
でも実はそんなに慌てて切符を買いに行く必要はなかったようです(^_^;)
指定券がないと乗れないとはいえ、48席という定員は他のアンパンマン列車に比べるとかなり多いです。
また、アンパンマントロッコの空席情報はこちらのページで確認できます。
連休でも即完売にはならずしばらく△が続いていました(発売10日目くらいでは売り切れていたかな)。
発売10秒で売り切れ、みたいな想像をしていたら全然違いました;

土讃線アンパンマン列車(16席)

土讃線アンパンマン列車は土讃線を走る特急南風のことで、今回唯一、発売時にアンパンマンシートの指定が取れなかった電車です。
e5489サービスで事前予約をしましたが、発売日10時に予約不成立との結果がきました。
たまたまこの日のこの電車で申し込みが多かったようで、同じ連休でも日がずれていたら発売日の10時の時点で売り切れることはなかったみたいです。
なぜよりによってこの日に限って事前予約が17席以上入っていたのだ~、しかもなぜうちが漏れたのだ~と思いましたが取れなかったものは仕方ない。
事前予約は事前予約開始日の朝にしていたのですが、事前予約は先着順じゃないのか、旅行会社が手配した方が優先なのか、不成立の理由はわかりません。
アンパンマンシート以外ならこの時点で空きがたくさんあったので、隣の車両の指定を取りました。

ところが、実は旅行に出発する前日、何気なくe5489のwebサイトを見ていると、夕方の土讃線アンパンマン列車にアンパンマンシートの空きがあることが判明(発売時に狙っていたのとは別の時間帯) 。
1日目の観光後にホテルのある駅まで30分ほど移動する予定でした。
乗車時間も短いし、在来線か特急自由席で移動するつもりでしたが、せっかくなのでアンパンマンシートを購入。
このように連休でも時間帯によっては、直前に指定が取れることもあるようです。
もしかしたらキャンセルが出たのかな?

ゆうゆうアンパンマンカー(20席)

ゆうゆうアンパンマンカーはアンパンマンシートの指定を取っているお客さんだけが、プレイルームを利用できます。
事前予約をしていたところ指定が取れました。
ただ、その席がB席、C席となっていて、「通路またがってる?」と思って座席の配置を確認したら、やはり通路を挟んだ隣同士。
満席でこういう並びでしか取れなかったのかと思い、念のためすぐにwebで空席状況を確認するとまだまだ空きがあるのです。
なぜこんなに意地悪な指定になってしまったのか。
確かに『離れた席でもよい』にしていたと思うのですが、空きがあるなら通路を挟まない隣同士にしてくれよ~と思いました(この取り方、後から予約する人にも迷惑ですよね;)。
というわけで手動で座席を変更しました。
自動サービスにまかせきりじゃなく、自分で確認をすることも大切です。
ゆうゆうアンパンマンカーの空席情報もこちらのページで確認できます。
連休ということもあり、発売から1週間くらいでは満席になっていたと思います。

個人手配の一番のしくじりは…

実はアンパンマン列車の指定を取ることに集中しすぎて、新大阪から岡山までの新幹線の指定が希望していた時間で取れなかったんです。
48席、20席のアンパンマン列車で指定席が取れて、指定だけで500席以上あると思われる新幹線が取れないとは!
ちなみに事前予約をしていなくて、発売日の翌日にe5489サービスで買おうと思ったらもう満席だったという衝撃。
事前予約すべきだったぁ、油断したぁと思いました。
時間に余裕をもって岡山駅に着いていたかったのですが、第2希望だった新幹線も満席で、岡山駅での乗り継ぎが15分程度と余裕がない第3希望の新幹線になってしまいました。。
無事乗り継げたのでよかったのですが、アンパンマン列車だけでなく岡山駅までのアクセスについても、ぬかりなく押さえることをおすすめします。

【おまけ】アンパンマン弁当

せっかくなのでアンパンマン弁当を予約購入することにしました。
アンパンマン弁当は1,200円の「水筒付き弁当」と、1,300円の「げんき100ばい弁当」があります。
予約がベターで、瀬戸大橋アンパンマントロッコ、ゆうゆうアンパンマンカー、高松駅、高知駅のいずれかで受け取れます。
予約の電話番号は公式ホームページをご覧ください(高知駅で受け取る場合のみ電話番号が異なるのでご注意ください)。
ちなみに我が家はトロッコと高知駅での受け取りのため、2か所に電話する必要がありました。
ステーションクリエイト東四国駅弁事業部さんはオペレーターさんのような対応で、安藤商店さんは高知弁全開の売店の方で、そのギャップに驚きました;
勿論どちらも予約したお弁当をちゃんと用意してくださっていました(^_^)v
予約時に電話で教えてもらったのですが、「水筒付き弁当」はお茶の入っていない空の水筒がついているので、必ずお茶は別にご用意くださいね★

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