5月に作った娘のズボンのことを記事にしますー。

私のズボンを、娘の刺繍&フリンジのズボンにしました。

基本は、大人のズボンを子供用にサイズ変更することですが、あとは好みで刺繍をしたり裾をフリンジにしたり・・・という感じです。

刺繍の仕方は省略し、大人ズボンから子供ズボンの作り方とフリンジの作り方について書きます。

 

子供刺繍フリンジパンツ・材料

大人が履かなくなったズボン、お好みで、飾り付けようにワッペンや刺繍するなら刺繍糸

 

作り方:ズボン本体

大人(私)が履かなくなったズボン、いい感じに生地が柔らかくてはき心地は良いのですが、残念ながら膝に穴が空きました・・・。

 

(1)子供サイズに裁断する

下の画像のようにズボンをたたみ、作りたいサイズの子供ズボンを重ねる。この時、お尻の出っ張り部分を合わせること。

 

(2)縫い代の部分を考慮し、大きめに切る

切り終わって前後を合わせると、後ろ(お尻側)の方が少し大きくなっていますが、それでオーケーです。お尻は立体なので、後ろ側の生地が大きくなっていた方が良いのです。

 

(3)サイドを端ミシンで処理。この時、裾になる部分を下から1.5〜2センチのところに目立たない色の糸で直線縫いを二回しておく。

この直線縫いの部分までがフリンジになるという目印です。また、フリンジのほつれ止めの意味も兼ねています。

 

(4)刺繍したりワッペンをつけたい場合は、この時点でお好みの位置にしてください。(下の画像は私が適当に書いた刺繍の図案)

(下は、刺繍完了の画像。図案通りに刺繍するのが途中で面倒になったんです・・・)

 

(5)飾り付けが終わったら、縫い合わせる。

 

ズボン本体は出来上がり。

次は、裾をフリンジにしていきます。

 

 

作り方:すそのフリンジ

先ほど、裾の下から1.5〜2センチの部分で直線縫いしました。刺繍している間に、直線縫いの下の方がだいぶほつれているのがわかると思います。

フリンジ・・・と言えば聞こえはオシャレですが、要は、この「ほつれ」を利用してフリンジにしたわけです・・・。

布は、縦糸と横糸で織られているのですが、この「縦糸をフリンジに」します。目打ちなどでひたすら「横糸」をわざとほつれさせ、切り取っていきます。

直線縫いしたところまで、ひたすら丁寧に横糸をほつれさせて切る・・・という繰り返しです。

縦糸を切るとその部分だけフリンジがなくなるので注意。

ちょっと根気が必要で、リッパーなどで一気にほどきたくなりますが、リッパーはお勧めしません。縦糸も一気にザクッと切れることがあるからです。

 

下の画像は、だいぶフリンジが出来てきたところ。

 

左右でフリンジが出来上がり、完成したのが、下記の画像です。

 

娘に着てもらいました。(ワンシーズン前だからまだ長袖を着ている・・・)

 

(途中で面倒になってしまったのですが)刺繍が可愛いと気に入ってくれて良かったです。どちらかというと刺繍よりもフリンジに苦労したんですけど・・・(笑)

ちょっと大きめになってしまったので、ループベルトなど子供用のベルトを使って着ています。

 

いらない大人のズボンがある方、よかったらお試しください。

ちなみに、ミシンで縫えるような薄さ・柔らかさの布地だと、刺繍も楽ですよ。硬い生地はやっぱり刺繍やミシン縫いが大変です。

 

 

 

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください

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